Mac mini Lionに、思わぬ大苦戦。ウィルスバスターとLion君は仲が悪い?

Apple Mac mini/2.3GHz Core i5/2GB/500GB/NO ODD MC815J/A

Apple Mac mini/2.3GHz Core i5/2GB/500GB/NO ODD MC815J/A

 Mac miniが10%引きになっているサイトがあり、衝動買い。メモリーは自分で8GBに増設する。さあ、Mac miniでLion生活と、スイッチを入れたところから、思わぬ苦難が始まった。
 慎重派の私としてはまずセキュリティ対策を、ということで、ウィルスバスターを入れた(3台インストールできるライセンスがひとつ残っていた)。次にEvernoteをインストールしたところで、Mac OS Lionのアップデートの表示が出たので、これに素直に従い、再起動。ところが、そのあと、Mac miniが全く立ち上がらない。ここで焦って下手に触ってはいけない、時間がかかることだってあるかもしれないと、半日、ほったらかしても、りんごのマークの下で円がぐるぐると回っているだけ。さすがにスイッチを切る。何度か、試してみたが、Mac miniは足踏み状態。立ち上がらない....。買ったばかりなのに...。
 で、マニュアルを読むと、起動しなくなったら、「command」と「R」を押しながら、スイッチを入れなさいという。そうしてみると、リカバリーの画面になる。ハードディスクをチェックしてみるが、正常。まだ、ほとんどアプリケーションもインストールしていないし、であれば、ということで、Mac OS Lionを再インストールする。この作業はインターネット経由で、Wifi無線LAN)を使っていたものだから、この間、1時間半から2時間。これで無事復旧、Mac miniは元気に立ち上がる。
 復旧したマシンでは、インストールしたEvernoteも、ウィルスバスターも残っている。ほとんどアプリは入れていなのだから、OSとの関係で怪しいのは、ウィルスバスターだなあ、と思いながらも、まあ、いいか、と使い続けると...。
 今度は、ウィルスバスターが停止しました、再開しますか、というようなメッセージが画面に出てくる。怖がりの自分としては、どうかな、これは危ないかな、と思いつつ、やはりセキュリティは大事だよな、と思い、「再開」を選ぶ。すると、しばらくすると、今度はMacが止まって、ダークな画面に「再起動」が必要ですというメッセージ。うーん...。
 でも、最新版のソフトとOSがここまで相性が悪いだろうか、悪いのは自分ではないかと思って、使うと、また同じメッセージの繰り返し。ウィルスバスターのサイトをざっと見たところでは、こうしたトラブルは出ていない様子。ただ、こんなのはあった。
Mac OS X 10.7 (Lion)上でウイルスバスター for Macを使うと「動作を停止しました」メッセージが表示される=> http://bit.ly/o8Jpp2
 で、その解答は「本現象は、現在当社で調査を行っております。最新の情報は随時本ページを更新する形でご案内いたします」...。うーん、問題は解消されていない。iTunesは、使っていたわけではないけど、やはり、いろいろと問題はある様子。グーグルで検索しても、この手の話題がある様子。
 この段階で、3番目のライセンス利用であることもあり、ウィルスバスターをアンイストールすることに。そして、他の会社のセキュリティソフトの1ヶ月体験版に入れ替えてみた。今のところ、Lion君と仲良く、問題なく、動いている。このまま何もなければ、これを使い続けるつもり。
 しかし、予想外の苦戦だった。買ったばかりで、OSの再インストールとは想像もしなかった。いろいろなことが起きるなあ。まあ、新しいOSだと、そのリスクはあるんだろうけど。でも、セキュリティソフトで、このようなことになるとは...。まあ、ウィルスバスターのせいかどうか、わからないところもあるけど...。でも、バスター君がいなくなって、Lion君が落ち着いたことは確か。
Mac OS X 10.7 Lion パーフェクトガイド Plus (MacPeople Books)

Mac OS X 10.7 Lion パーフェクトガイド Plus (MacPeople Books)