長友のインテルも、内田のシャルケも監督交代。インテル新監督はクラウディオ・ラニエリ

 欧州リーグ、出足でつまづく強豪チームが相次ぎ、シーズンが始まって、まだ2カ月にもならないのに、早くも監督交代の動きが。まずは、まだ1勝もできていないインテルガスペリーニ監督が解任され、新監督が決まる。公式サイトでも、発表されていた。

インテルの新しい監督はクラウディオ・ラニエリに決まった。同氏はクラブと2013年6月30日までの契約を結んだ。FCインテルナツィオナーレ一同はクラウディオ・ラニエリとそのスタッフを歓迎します。

インテル日本語公式サイト => http://japan.inter.it/aas/hp?L=jp
 フィーゴなどという大物OBの名前もあがっていたが、実績を持つ監督を選んだわけか。すぐに手を売って欲しいからだろうなあ。セリエAだけでなく、英国のプレミアリーグやスペインのリーガエスパニョーラでの監督経験もある人。2年契約とはいうものの、ガスペリーニ前監督もそうだったわけで、すぐに結果を出さなければならないのだろうな。
 一方、内田のシャルケは、6試合終わったところで、3勝3敗の勝ち点9、順位は9位。こちらも監督交代。

サッカーのドイツ1部ブンデスリーガ内田篤人が所属するシャルケは22日、ラルフ・ラングニック監督(53)が健康問題を理由に辞任したと発表した。後任が決まるまではコーチのゼッポ・アイヒコーン氏が監督代行を務める。

 インテルの惨状と比べると、極端に悪い成績というわけではないし、本当に健康問題なのかもしれないが、ものすごいプレッシャーなのだな。しばらくコーチがつなぐらしいが、ラングニック監督になってから出場機会が減った内田、新監督のもとでは、どうだろう。サッカー選手がレギュラーポジションを確保するためには、監督の戦略への適応能力も問われるのだなあ。
 長谷部が所属するヴォルフスブルクのマガト監督も、2勝4敗、勝ち点6で苦戦しているが、負けているだけでなくて、監督の方針がどうもチームに定着せず、ギクシャクしている感じもするし、勝ち点をとらないと、危ういだろうか。あと、大物では、宮市がいるアーセナルのヴェンゲル監督なのだろうなあ。こちらも5試合終わって、1勝1分け3敗の勝ち点4で、何とプレミアリーグ20チーム中17位の状態。名将、ヴェンゲルへの風当たりも強まっている。
日本男児 内田篤人カレンダー2012 (初回限定特典!内田選手サインプリント入りポストカード付き) ([カレンダー]) 長谷部 誠 [2012年 カレンダー]