オリンパスの英国人社長解任。文化の差ではない?

オリンパスの解任された英国人社長、マイケル・ウッドフォード氏は、解任の2日前に、「深刻なガバナンス(企業統治)懸念」のために同社会長に辞任を促していたことを明らかにした。

 オリンパスの英国人社長の解任。欧米と日本の経営文化の差というより、もっと複雑な事情があるのかもしれない。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が英国人社長が、英医療機器メーカーの買収に関連してアドバイザー会社に巨額の手数料が支払われたことについて会長、副社長に懸念を示していたという話を紹介している。これって、以前、FACTAが書いていた話だろうか。で、WSJが伝えた話、フィナンシャル・タイムズも報じているようだし、FACTAも追撃する様子。ともあれ、経営文化の違いか、コンプライアンス意識の違いが、この話、まだまだ長引きそうな感じがする。
オリンパス、解任のウッドフォード氏が真相を語る 実態が分からないケイマン諸島の企業に消えた6億ドルフィナンシャル・タイムズ)JBPress => http://bit.ly/qE82LW
オリンパス 「無謀M&A」巨額損失の怪FACTA online => http://bit.ly/pdixXx
オリンパスの「尻尾」はJブリッジFACTA online => http://bit.ly/qS3Mjy
★次号にオリンパス独走報道第3弾掲載!阿部重夫発行人ブログ:FACTA online => http://bit.ly/qRUzB0
FACTA