ついに、この日が...。早くも...。野田内閣不支持率が支持率を上回る。

野田内閣、「不支持」が「支持」を逆転です。JNNが行った世論調査で野田内閣の支持率は初めて5割を切って44.3%となり、逆に不支持率が5割を超えました。調査は3日と4日に行いました。野田内閣を「支持できる」とした人は前回の調査より6.9ポイント減って44.3%でした。一方、「支持できない」と答えた人は7.5ポイント増えて53.6%となり、初めて「不支持」が「支持」を逆転しました。

 内閣支持率世論調査を年中やっているのは、政治を不安定にするだけという意見もあるが、やはり出れば、気になるもの。特に節目となると...。ついに野田内閣の不支持が支持を上回る。このところ、いろいろと問題があったからなあ。ともかく増税したいという強い意思と党内融和ばかりが目立ってしまっている感じだからなあ。財政再建が必要なのはわかるが、それが国のためなのか、財務省の論理のためかがだんだん見えなくなってくる。一川防衛相や山岡国家公安委員長の出処進退にも影響してくるのだろうか。ともあれ、野田さん、竹下さんや小渕さんみたいな自民党時代の首相を思わせるレトロさがある。それが安定感のようにも見え、老獪なようにも見え...。

凡宰伝 (文春文庫)

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