オリンパス、お上は上場維持させたい?
オリンパスの損失隠し問題で、東京証券取引所が有価証券報告書の虚偽記載で上場可否を審査中のオリンパス株について、上場を維持する方向で最終調整に入ったことが8日、わかった。同社が実際に債務超過に陥っていなかったことや、損失隠しが組織ぐるみと言い切れない点、上場廃止となった場合、株主へ多大な影響を与えることなどを考慮した。東証は上場を維持するが、新たに「特設注意市場銘柄」に指定し、「上場契約違約金」(1000万円)の支払いも求める方針だ。
日本はどこかで「力」が働く感じがする。その力は、どうもオリンパスの上場を維持させたいらしい。ライブドアは退場でも、それよりも長期、多額の問題を起こしたオリンパスはセーフらしい。1000万円払えば、いいと...。何だかなあ。日本は法治主義ではなくて、官治主義といわれるけど、こうした報道を見ると、やっぱり、そうなのかなあ、という気がしてくる。お上がルールなのだなあ。でも、あれだけのことをしてもセーフなのか...。
★オリンパスの粉飾は「重大ではない」? 上場廃止回避のムードが強まる東証周辺に霞が関の影 - 磯山友幸「経済ニュースの裏側」 | 現代ビジネス => http://bit.ly/zO7DWu
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