日本代表、アイスランドに画竜点睛を欠く3−1の勝利

日本代表は24日、キリンチャレンジ杯でアイスランド代表と対戦し、3?1で快勝した。日本は前半2分、FW前田遼一(磐田)の国際Aマッチ2試合ぶり7得点目で先制すると、後半8分にFW藤本淳吾(名古屋)、同34分にDF槙野智章(浦和)がともに国際Aマッチ初ゴールとなる追加点。後半ロスタイムにPKで1点を返されたが、国内組で臨んだ2012年初陣を勝利で飾った。

 国内組だけの日本代表で試合開始早々にゴールを決め、後半からは中村憲剛が入り、ボールもさらに良く回るようになって3点。このまま、3−0で終わりかな、と思ったら、ロスタイムに、この日ゴールを決めた槙野がペナルティエリアで不用意に手を出してペナルティ。アイスランドがきっちりペナルティを決めて、3−1。画竜点睛を欠く試合でした。
 で、そうした試合の結果もさることながら、今日最も注目を集めたのはアイスランドのMFソルステインソン選手。「ハンドスプリングスロー」というらしいのだが、前転してスローインするというアクロバティックなプレイで観客を楽しませてくれた。ということで、試合そのものは日本ペースで、勝負の行方が見えてしまうと、アイスランドスローインでソルステインソン選手がボールを持ったときが一番、盛り上がっていたような気も。今日最大のスターだったかもしれないなあ。