東京マラソン、藤原新が2時間7分台で2位。市民ランナー・川内は14位

ロンドン五輪の代表選考を兼ねた東京マラソンは26日、3万5千人を超えるランナーが参加して東京都庁前から臨海副都心東京ビッグサイトまでのコースで行われ、男子の藤原新選手(東京陸協)が2時間7分48秒で日本選手トップの2位に入り、初の五輪代表入りを確実とした。公務員ランナーの川内優輝選手(埼玉県庁)は14位に沈んだ。マイケル・キピエゴ選手(ケニア)が2時間7分37秒で初優勝した。

 藤原は調子が良さそうだった。第2グループで、まずは川内を置き去りにし、あとは調子がいいのか、快走。崩れた1位集団の選手を次々と追い抜き、終わってみれば、2時間7分台で2位。これはすごい。一方、公務員の市民ランナーとして注目された川内は今日はスピードについていけず、14位。自主トレ型市民ランナーというのも清々しいが、もっと強くなるためには、トレーニング方法を含めて第3者が目が入った改善が必要な時期なのだろうか。ともあれ、これで藤原はロンドン五輪が決まりなのだろうな。

走れ、優輝!

走れ、優輝!