サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)は25日、準決勝第2戦の1試合を行い、宇佐美貴史の所属するバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)はホームでレアル・マドリード(スペイン)に1─2で敗れたものの、2戦合計3─3で突入したPK戦を制し、2年ぶりの決勝進出を決めた。宇佐美はベンチ外だった。
すごい試合だった。クリスティアーノ・ロナウドがPKでの先制点に続き、エジルから絶妙のスルーパスを受けたゴールで2点目を決め、早々と2−0になったときは、もうレアル・マドリードで決まりかと思った。ところが、ここからバイエルン・ミュンヘンが覚醒し、PKで2−1となり、第1戦との合計で3−3。アウェーゴールもお互い1発ずつとタイに持ち込み、あとは両チームとも譲らず。昨日のバルセロナを見ていても思ったが、やはりアウェーゴールというのは大切なのだな。
ということで、チャンピオンズリーグ準決勝第2戦は2−1でレアルが勝ったが、通算では3−3で延長戦に。しかし、これでも決着が付かず、最後はPK戦に。ここでバイエルンのゴールキーパー、ノイアーがクリスティアーノ・ロナウド、カカーのPKを連続セーブ。おお、神だ。一方、レアルのキーパー、カシージャスも2本スーパーセーブを見せ、意地を見せる。ドイツ、スペイン両国の最高峰GKの頂上対決になるが、レアル5番目のセルヒオ・ラモスがノイアーの威圧感に負けたのか、ボールを蹴り上げ、ゴールを外したの対し、バイエルンはシュバインシュタイガーがきっちりとPKを決めて、この激戦に決着をつける。しかし、ノイアーもカシージャスもすごかった。Goal.comの選手レイティングでは、ノイアーがマン・オブ・ザ・マッチだった。
というわけで、バルセロナ、レアル・マドリードともにチャンピオンズリーグの準決勝で散ってしまった。5月19日の決勝は、バイエルンとチェルシーの一戦となり、リーガエスパニョーラに対してブンデスリーガとプレミアリーグが意地を見せた結果となった。しかし、チャンピオンズリーグはわからないもんだなあ。
★バイエルンがCL決勝をつかむ(選手レイティングも)- Goal.com => http://bit.ly/JoGKV5
★カシージャス:「PKは宝くじ」 - Goal.com => http://bit.ly/JoGNjP
★レアル・マドリーのモリーニョ監督「PKを外せるのは蹴る勇気を持つ選手だけ」 => http://bit.ly/Ii5JKZ
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