ムンクの「叫び」が過去最高の96億円で落札

ノルウェーの画家エドバルト・ムンクの代表作「叫び」が2日、米ニューヨークで競売大手サザビーズのオークションにかけられ、美術品として史上最高額の1億1992万2500ドル(約96億円)で落札された。(略)絵画のオークションでは2年前にパブロ・ピカソの「緑の葉と裸婦」についた1億650万ドルがこれまでの最高額。

 ムンク「叫び」は既に全て美術館のものかと思ったら、まだ個人所有のものがあったのだ。加えて、「叫び」は4点あったのだな。勉強になるなあ。しかし、最高落札額の絵画が、ピカソでも、ゴッホでもなく、ムンクなのだな。わかるといえば、わかるし、不思議といえば、不思議。不安の時代を反映している感じもするけど。まあ、このあたり、どれだけ個人が所有しているのかも関係しているかもしれない。市場に出ないことには、価格は使いなからなあ。でも、アートは本来、プライスレスなんだろうけど。

ムンクを追え! 『叫び』奪還に賭けたロンドン警視庁美術特捜班の100日

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