EURO2010準々決勝、メルケル首相観戦のドイツ対ギリシャは、4−2でドイツ

サッカーの2012年欧州選手権(ユーロ2012)は22日、当地で準々決勝の1試合を行い、ドイツがギリシャを4─2で下して準決勝に進んだ。

 EURO2010準々決勝、政治経済上は因縁の対決ともいえるドイツ対ギリシャメルケル首相も観戦に来るなか、ドイツが4−2でギリシャに勝つ。結果だけ見ると、ドイツの楽勝だが、前半、ドイツが猛攻を仕掛けながら、なかなか点を取れず、ようやく1点を奪取、1−0で終わり、後半早い時間帯にギリシャがカウンターで1−1に追いついたときは、ひょっとしたら、という気もした。戦力差から言うと、ドイツが圧倒的に優勢なだけに、ギリシャの健闘ぶりが目立ったが、ドイツが2点目を取ってからは、あとは一気呵成で4−1になる圧倒的なドイツ・ペース。最後にギリシャがペナルティで1点返したものの、やはりドイツは強かった。この調子を見ると、優勝候補筆頭かも。
 メルケル首相は大喜び。この試合の後に、ギリシャの総選挙があったら、ユーロ離脱を選んでいたりして...。また、ドイツに偉そうな顔をされるのかと、イラッとしてしまったりして...。あるいは、やっぱりドイツには勝てないのかという絶望感か...。しかし、対立する政治情勢に関係なく、試合としては、汚いラフ・プレーもなく、きれいな試合だった。バルセロナレアル・マドリードの試合のほうが荒れているような気も。
★ドイツ、4ゴールでギリシャを下す - Goal.com => http://bit.ly/KE6DlW

EURO (ユーロ) 2012スペシャルガイドブック 2012年 7/6号 [雑誌]

EURO (ユーロ) 2012スペシャルガイドブック 2012年 7/6号 [雑誌]