EURO2012準々決勝、イタリアとイングランドが激闘。PK戦の末、イタリアが最後の4強に

ポーランドウクライナが共催するサッカーの欧州選手権(ユーロ)は24日、キエフで準々決勝の最後の1試合を行い、イタリア(1次リーグC組2位)が0―0からのPK戦を4―2で制してイングランド(D組1位)を破り4強入りを果たした。これで、準決勝に進出する4チームが出そろった。

WCCF0910 254 白 FW マリオ・バロテッリ WCCF 01-02白黒カード 155 アンドレア・ピルロ ものすごい試合だった。スコアこそ0−0だったが、両者攻め合う凄まじい攻防で、最後はPK戦での決着となった。サッカーのイメージとしては、攻めのイングランド、守りのイタリアだが、試合としては攻めるイタリア、守りのイングランドだった。イタリアは、司令塔のピルロ、前線の野獣、バロテッリが魅力的で、見ていて楽しい。最初はイングランドを応援していたのだが、イタリアの試合をもっと見たくなって、途中からイタリア・ファンになっていた。
 これで準決勝は、スペイン対ポルトガルとドイツ対イタリア。ますます面白くなってくる。順当ならば、スペイン、イタリアの勝ちあがりなのだろうが、今日のイタリアの試合を見ていると、どこが上がってくるか、わからないなあ。ポルトガルクリスティアーノ・ロナウドが調子を上げてきているし。このクラスのサッカーはやっぱり面白い。
 しかし、PK戦というのは気合の勝負みたいなのもので、何となく不安げな様子で出てきた選手は外すことが多い。一方、ピルロみたいに、キーパーをからかうかのように真ん中に緩いボールを蹴って決める選手もいる。このピルロがゴールが、ひとつ外して緊張でガチガチになっていたイタリア・チームをリラックスさせたんじゃあるまいか。
★イタリア、大会初の延長・PK戦を制して4強へ - Goal.com => http://bit.ly/Od0mip
★超絶PKで流れを変えたピルロ「あのように蹴る方が簡単だった」/ユーロ2012 (SOCCER KING) - Yahoo!ニュース => http://bit.ly/MiTOOs

PK―運命を決めたペナルティーキックの伝説

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