スイスの裁判所は11日、国際サッカー連盟(FIFA)のジョアン・アベランジェ前会長とリカルド・テイシェイラ元理事が、マーケティング会社から多額の賄賂を受け取っていたことを明らかにした。裁判所が公表した文書によれば、アベランジェ氏は150万スイスフラン(約1億2000万円)、テイシェイラ氏は少なくとも1240万スイスフラン(約10億3000万円)を受けとったという。テイシェイラ氏はアベランジェ氏と同じブラジル出身で、前会長の娘婿でもあった。賄賂を贈っていたのはISL社。FIFAや国際オリンピック委員会(IOC)の公式マーケティング代理店だったこともある会社だが、2001年に倒産した。
よく黒いワールドカップとか、いわれることがあるけど、巨額のマネーが動くサッカー・ビジネスの世界を牛耳るFIFA(国際サッカー連盟)には、昔から、黒いウワサがつきまとう。そんななかで、今になって、こんな話が...。巨額の賄賂が当時のFIFA会長や理事の手に渡ったと...。で、賄賂を贈ったのは、ISLだという。で、このISLって、これまでも電通との関係が指摘されていたところではなかっただろうか。いまだに、いろんな話が闇の奥にあるのだろうか。そして、ときどき、こんな形で明るみに出るのだろうか。
★電通専務とFIFA「裏金」:FACTA online => http://bit.ly/N7hPZr
★電通のFIFA「贈賄」密約:FACTA online => http://bit.ly/MktLl6
★FIFA腐敗「巨悪」の覆面:FACTA online => http://bit.ly/N7k2UG
★ダスラーと電通の利害が一致して生まれたISL - nikkei BPnet => http://nkbp.jp/N7kcLT
★Blatter & Havelange named in Swiss bribes trial:Andrew Jennings => http://bit.ly/MkvgQe
Foul!: The Secret World of Fifa: Bribes, Vote Rigging and Ticket Scandals
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