生活保護受給者211万人。市町村だと、札幌市、都道府県ならば、福島県、岐阜県を超える規模...

厚生労働省は12日、5月の全国の生活保護受給者が前月比8735人増の211万816人、受給世帯が8572世帯増の153万8096世帯になったと発表した。ともに過去最多を更新した。

 5月の生活保護受給者は211万人。これがどのくらいの規模か、ウィキペディアで見ると、市町村の人口でいえば、政令指定都市規模で、福岡、京都、札幌(191万人)を超え、3位の名古屋市226万人)にはとどかない。都道府県でいうと、47都道府県中、人口200万人を超えるのは20都道府県で、群馬、福島、岐阜を上回り、16位の長野県(216万人)に迫る。札幌市ひとつ分の人口、岐阜県ひとつ分の人口が生活保護と考えると、なかなかすごい。どうやって仕事を想像していくのかが問われる時代なんだなあ。一方で、これだけの規模があると、この層を相手にビジネスを考える人が出てきたりするんだろうなあ...。というか、それが貧困ビジネスか。危ない人、いけない人ほど、ビジネスチャンスに目ざといともいえるのかも。
★日本の市の人口順位 - Wikipedia => http://bit.ly/NarnSS
都道府県の人口一覧 - Wikipedia => http://bit.ly/Pq9Y9I

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