中国が国交40周年で招いたのは、鳩山、田中真紀子、二階の各氏。日中ともに世襲政治家?

中国共産党・政府が、日本政府による尖閣諸島(中国名・釣魚島)国有化をめぐり緊張が高まる中、鳩山由紀夫元首相や田中真紀子元外相、二階俊博経済産業相のほか、米倉弘昌経団連会長ら計15人前後の訪中を招請していたことが24日、分かった。15人前後は北京を訪れ、27日に政治局常務委員クラスの国家指導者が会談に応じる見通し。複数の日中関係筋が明らかにした。

 うーん。こういう人たちを中国は好きなのか。いまは民主・自民と分かれても、日中国交回復を実現した田中角栄の派閥の人々。しかし、この顔ぶれ、何だかなあ。中国の次期主席の習近平は、党高級幹部の指定が集まった太子党のひとりといわれるが、親中派として中国が好む政治家も二世・三世議員たちなのだなあ(二階さんの父親は県議会議員のようだが)。日中ともに世襲議員の時代になってしまうのだろうか。北朝鮮世襲政治を笑えないなあ。韓国でも、朴正熙大統領の長女が大統領選挙に出ているし、政治の世襲化・家業化が進んでいるなあ。
 しかし、日米関係を破壊した鳩山さんが顔を出すと、ただでさえ良くない日中関係がさらに大変なことになってしまいそうな...。それとも、中国は日米同盟に亀裂を生じさせた首相として評価しているのだろうか。
太子党 - Wikipedia => http://bit.ly/Sj4azM

日中国交正常化 - 田中角栄、大平正芳、官僚たちの挑戦 (中公新書)

日中国交正常化 - 田中角栄、大平正芳、官僚たちの挑戦 (中公新書)