外国人献金問題や暴力団関係者との交際が発覚した田中慶秋法相・拉致問題担当相(74)=衆院神奈川5区=は23日午前、秘書官を通じて野田佳彦首相に閣僚の辞表を提出した。「体調不良」を理由としている。今月29日召集予定の臨時国会を前に事実上の更迭に踏み切ったといえる。
何のための内閣改造だったのだろう。国会も始まらないうちに、法務大臣が辞表提出。よりによって法務大臣が暴力団と交際していたのでは冗談にもならない。北九州や福岡では、暴力団排除を掲げた店が襲われたり、カタギに暴力が及んでいるのに、法務大臣が暴力団と交際していたのでは...。野田政権、いつまで続くのだろう...という気分にさせられる事件。もっとも、大臣が身から出た錆で立ち枯れして次々と辞めていく、こうした人事の出発点は自民党の安倍政権でもあったわけだけど...。
★暴力団排除掲示の雑居ビル、また不審火 北九州の繁華街 - 朝日新聞デジタル => http://bit.ly/SjxR1r
★「次はお前の所ぞ」 福岡・中洲の26店に脅迫電話 - 朝日新聞デジタル => http://bit.ly/SjxZxU
- 作者: 溝口敦
- 出版社/メーカー: 新潮社
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