「ハシシタ」問題で毀誉褒貶の嵐に見舞われている佐野眞一氏の本といえば...
週刊朝日での「ハシシタ」連載中止で、毀誉褒貶の嵐に見舞われている佐野眞一氏(否定的な反応がほとんどだが...)、これまでの実績からいえば、日本を代表するノンフィクション・ライターのひとりといえる。で、どんな本があったかと改めてみてみると、まず、賞をとった作品でいうと、こちら...
- 作者: 佐野眞一
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2009/04/10
- メディア: 文庫
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- 作者: 佐野眞一
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/05/01
- メディア: 単行本
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まあ、世の中の評価がどうこういうよりも、この作品は読んでいて、すごいと思った。
- 作者: 佐野眞一
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2003/08/28
- メディア: 文庫
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このほかにも、佐野氏の作品としては、正力松太郎を描いた大著『巨怪伝』とか、現在の出版状況のルポルタージュ『だれが「本」を殺すのか』とか数々の話題作があるが、でも、佐野氏の作品で個人的に最も好きなのは、こちらだった。
- 作者: 佐野眞一
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2000/01
- メディア: 文庫
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一方で、今回の「ハシシタ」にもつながる系譜として、こちらの流れがある。
完本 カリスマ―中内功とダイエーの「戦後」〈上〉 (ちくま文庫)
- 作者: 佐野眞一
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2009/10/07
- メディア: 文庫
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完本 カリスマ―中内功とダイエーの「戦後」〈下〉 (ちくま文庫)
- 作者: 佐野眞一
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2009/10/07
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- 作者: 佐野眞一
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2012/01/10
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なぜ、あの形で記事が誌面に載ったのかは謎だなあ。週刊朝日はこれから今回の件の検証をするそうだが、編集部自体が、ルーツ路線で橋下市長を描いて欲しいとリクエストして、一緒に突っ走ってしまったのだろうか。そうでもないと理解できない。ただ、このルーツ路線を進み続ければ、いずれは今日の事態を引き起こすかもしれないという危惧はあった。「カリスマ」の雑誌連載中にも中内氏から訴訟が起きており、週刊朝日だって、それは知っていただろうから、橋下氏にケンカを吹っかけるつもりならば、法務と相談しながら(ディフェンスを固めて)記事を掲載するはずだけど、ノーガードで走ったのだろうか。まさかなあ。でも、連載第1回で全面降伏したということは...。
今回の件、どれだけ批判されても仕方がないけれど、それでも個人的には、このルーツ路線じゃない佐野氏の作品は好きだなあ。
★佐野眞一 - Wikipedia http://bit.ly/TE6deq
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★東電OL事件、高検も「元被告は無罪」の意見書 : 読売新聞 => http://bit.ly/TE6he8