Jリーグ、神戸とガンバ大阪が降格。西野監督の呪いか...

J1最終節(1日・ヤマハスタジアムほか=9試合)C大阪と新潟がJ1残留を決め、神戸とG大阪がJ2降格となった。G大阪はJリーグ創設時からの10クラブの一つで、初のJ2となる。C大阪は川崎と2-2で引き分けて、勝ち点42の14位。新潟は既に降格が決まっていた最下位の札幌を4-1と圧倒して、同40の15位となった。初制覇した広島に敗れた神戸は同39の16位、G大阪は今季J1最多得点ながら磐田に競り負けて同38の17位に終わった。

 うーん。ガンバ大阪がまさかのJリーグ降格。遠藤、今野といった日本代表のレギュラー選手に加え、リーガ・エスパニョーラから復帰した家長までいながら、勝てなかった。1−1から何度も決定的な場面がありながら、1点が入らない。嫌なパターンだな、と思っていたら、ジュビロ磐田に1点を決められ、そのまま沈んでしまった。何のために西野監督を変えたのだろう。今年のガンバは謎だった。一方、今季途中に、その西野監督を招聘しながら、立ち直れず結局、その西野監督を更迭したヴィッセル神戸も広島に破れ、降格。西野氏が監督の座から追われた2チームがそろって降格とは、これは西野監督の呪いだろうか。
 これに対して、17位と残留絶望かと思われた新潟は最下位の札幌を圧倒し、奇跡の残留。最後の最後で、どんな組み合わせになるのかも、各クラブの運命を左右するなあ。いずれにせよ、今季は意外や意外の降格劇だった。

攻め切る―指揮官西野朗の覚悟

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