総選挙・世論調査。朝日によると、比例投票先で日本未来の党は3%

朝日新聞社は1、2日、衆院選に向けた第3回連続世論調査(電話)を実施した。衆院比例区の投票先は自民が20%で引き続きトップを維持しているものの、1週間前に実施した前回第2回調査の23%より減った。民主は15%(前回13%)。日本維新の会は9%(同9%)で変わらなかった。11月中旬の衆院解散前後の調査からながめてみると、維新はこれまで伸び続けたが、今回は勢いが弱まった。堅調だった自民は今回減らし、民主はほとんど変わっていない。11月28日に結党を届け出た日本未来の党は3%。未来に合流した国民の生活が第一は前回2%で、減税日本は0%だった。公明は今回4%(同4%)、みんな3%(同3%)、共産3%(同2%)だった。

 世論調査日本未来の党がどのくらい出るかと思ったら、朝日の調べでは、3%。公明党のちょっと下で、みんなの党共産党と並ぶ水準。イメージ的に、社民党なんだろうか。「国民の生活が第一」時代より伸びているので、良いと考えるのか、不発だったと考えるのか、あるいは、これからが勝負なんだか、小沢さんはどう考えているのだろう。他社の調査も気になるところ。
【追記】JNNの調査でも、日本未来の党は6位
 TBSをはじめとするJNN世論調査も出ていた。こんな感じ...

衆議院選挙で比例代表の投票先を聞いたところ、自民党が24%で前の月に続いてトップとなり、次いで民主党が13%、日本維新の会が11%でした。また、先週結成された日本未来の党は、公明党みんなの党に続いて6位。投票先を「決めていない」とした人は30%でした。

 やはり自民、民主、維新を第1グループに、日本未来の党は第2集団で、公明党みんなの党に次ぐポジション。こちらの調査結果も傾向としては変わらない。日本未来の党がどこを食うかというと、社民党なんだろうか。

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