全豪オープン、フェレールが大激戦・大逆転の末、男子4強に

全豪オープン第9日は22日、オーストラリアのメルボルンパークで行われ、男子シングルス準々決勝で第4シードのダビド・フェレール(スペイン)は、第10シードのニコラス・アルマグロ(スペイン)に4―6、4―6、7―5、7―6、6―2の3―2で逆転勝利した。4回戦で錦織圭日清食品)を下したフェレールは、苦しみながら2年ぶりのベスト4進出。

 錦織に完勝したフェレールだが、準々決勝のこの日は同じスペインのアルマグロに大苦戦。2セット先取され、第3セットも追い詰められ、もはや、ここまでと思ったところから大逆転。第4セットもタイブレークの末、しのぐ。第5セットは、アルマグロが緊張の糸が切れてしまったようで、フェレール優位で終わるが、あわやの大逆転勝利だった。今回は勝利に賭ける執念が違うのだろうか。
WOWOW