全豪オープン、ジョコビッチがマリーを破り、3連覇

テニスの全豪オープン最終日は27日、メルボルン・パークで男子シングルス決勝が行われ、第1シードのノバク・ジョコビッチセルビア)が第3シードのアンディ・マリー(英国)を6―7、7―6、6―3、6―2で破り、3年連続4度目の優勝を果たした。四大大会通算6勝目。全豪の男子3連覇は1968年のオープン化以降で初めて。

 第1セットはマリーが優勢で、今回はこのままマリーかと思ったら、やっぱりジョコビッチは強かった。ゲームを追うごとに調子を上げてきて、マリーが足を痛めたこともあって、第3セット、第4セットは一方的な展開になった。ジョコビッチ、強いなあ。今年は、この二人がグランドスラム争いの主役になりそうだなあ。マリーは相当、肉体改造をしているようで、足などかなり太くなって、体格までマッチョに変わってきている感じがする。
 で、この試合で、もう一つ印象的だったのは、表彰式でのスポンサー挨拶。昨年は、5時間を超える決勝戦で、ジョコビッチナダルが立っていることもできないぐらい疲弊しているのに、大会スポンサーの起亜自動車の役員が長々と挨拶をして大顰蹙だったが、今回はコンパクトにまとめた挨拶をしていた。昨年、いろいろと言われたんだろうなあ。でも、修正してきたところは評価できます。