阿部寛の人気テレビドラマ「新参者」の映画版。「
踊る大捜査線」にしても「相棒」にしても、テレビのパワーで映画を、という流れは強なあ。格差、学校、家族など社会問題を織り込みながら、基本のベースは人情物語。これに
日本橋界隈の風景が絡む。ベタベタだな、と思いつつ、最後まで面白く見てしまった。
新垣結衣も出ているし。で、被害者役は
中井貴一。このキャスティングで、良い人感が出てしまいます。相棒の若手刑事は道端淳平。役に合ってます。脇役の刑事のひとり、
松重豊も相変わらず渋いです。
松坂桃李と
三浦貴大はどこか、ちょっと似ている雰囲気だなあ。
劇団ひとりが先生役で出ていた。
日本橋界隈は仕事の関係でよく通った場所だけど、あの橋に翼を持った
麒麟がいたとは知らなかった。忙しくて、下を向いて歩いていたのかなあ。