秋山泰彦『モノクロ×ライカ』

モノクロ×ライカ フランス・パリ〜ベルギー・ブリュッセルをライカで撮る

モノクロ×ライカ フランス・パリ〜ベルギー・ブリュッセルをライカで撮る

 副題に「フランス・パリ〜ベルギー・ブリュッセルをライカで撮る」。ライカっていいなあ、モノクロ写真は味があるなあ、と改めて思わせる写真集。内容は3部構成。目次で見ると、こんな感じ。

イカを楽しむ10のポイント
  愛機であるM型ボディを例に
モノクロ×ライカ 写真
  フランス・パリ〜ベルギー・ブリュッセルをライカで撮る
旅の記憶
  パリ〜ブリュッセルでの7日間

 パリ、ブリュッセルでのモノクロ写真をエッセイで挟んである。読んでいると(そして写真を見ていると)、ライカを使ってみたくなる。しかし、デジカメどころか、iPhoneのカメラでの楽々写真生活に馴染んでしまっている現状を考えると、憧れだけかなあ。昔、フィルムの現像もやったことがあるけど、下手だったしなあ。でも、ライカで撮ったモノクロ、いいなあ、とか、考えてしまう本。