加地倫三『たくらむ技術』
- 作者: 加地倫三
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2012/12/15
- メディア: 新書
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目次で内容を見ると...
1...バカげた企みほど手間をかける
2...企画は自分の中にしかない
3...会議は短い方がいい
4...勝ち続けるために負けておく
5...文句や悪口にこそヒントがある
6...「イヤな気持ち」は排除する
7...計算だけで100点は取れない
8...マジメと迷走は紙一重
9...企画書を通すにはコツがある
10...かわいがられた方が絶対にトク
11...仕事は自分から取りに行け
12...常識がないと「面白さ」は作れない
13...芸人は何を企んでいるのか
14...「企み」は仲間と共に
こういう人が作っているから、面白いのだな。で、印象に残ったところ...
キヤリアを積んでいくと、どうしても自分なりの「ルール」や、「こだわり」が増えていきます。そういうものが全くないのも問題なのでしょうが、「ルーツ」や「こだわり」が選択肢を減らす方向につながると、発想が不自由になったり、手かせ、足かせになってしまうのではないでしょうか。僕はあえて「逆に」を考え、視野を広げるようにしています。
これは、どの仕事にも共通することだなあ。そして高齢化がもたらす閉塞感というのは、ここにあるともいえるような気がする。