何となく食わず嫌いで見ていなかったのだが、
WOWOWで放映しているのを見だしたら、面白くて、最後まで見てしまった。臭いと臭いといえば、臭いセリフやら演技やら音楽やらが多々出てくるのだが、マンガの映画化だから、それも計算づくなのだろうなあ。そして、それよりも何よりも、冒頭から殺陣・アクションがスピーディでキレキレですごい。香港
カンフー映画のノリなのだが、日本の映画も、こんな快速アクションが出てくるようになったのだなあ。吉川晃司や
江口洋介や
青木崇高はもう見るからに強そうなのだが、それに比べると、
佐藤健は小さくて華奢で、見た目、あまり強そうではない。ただ、動きがスピーディで(
VFXもあるんだろうが)、この速さが強さになっているんだろう、みたいな妙な説得力がある。悪役として、
須藤元気が
須藤元気っぽく出ていて、最近、人気の
綾野剛も出ていた。
いま、続編が制作されているようだが、それもわかる。
★映画『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』公式サイト =>
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