ロシアは、米国がシリアを攻撃したら、アサド政権支援を継続すると
ロシアのプーチン大統領は、米国がシリアに対する軍事攻撃を実施した場合、ロシアはアサド政権への支援を続けると語った。(略)プーチン大統領はG20首脳会議の前日に、米国がシリアに軍事介入した場合は高性能地対空ミサイル「S300」の対シリア輸出を再開する可能性があると述べていた。
うーん。ややこしくなってくる。こうなると、米国が攻撃しないと、ロシアが勝ったという構図になってしまうんだろうか。難儀やなあ。しかし、化学兵器が使われたのは事実としても、政府軍が使ったのか、反政府側のどこかのグループが使用したのか、その判断は難しいのかもしれない。反政府側は四分五裂で、内ゲバになっているという情報もあるし、化学兵器がサリンならば、オウム真理教も作っていたわけで、必ずしも政府軍でなければ、持てないというわけでもないだろうし...。
それにしてもオバマ政権、苦境だなあ。米国議会も来週、どのような決断をくだすのだろう。モンロー主義に戻っていくのだろうか。米国が引きこもると、ロシアと中国が影響力を拡大しようとするのだろうか。
- 作者: 福山隆
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