- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2013/01/25
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ノルウェーの人気ミステリー作家J・ネスボのベストセラー小説をもとに、実は裏稼業で美術泥棒を営むビジネスエリートが、とんだ危難に陥って慌てふためくさまを、スリルとユーモア満点に活写。その予測不能の展開と、スタイリッシュで小気味の良いアクションが一躍評判を呼んで、ノルウェー映画史上最大の興収記録を樹立。世界の50カ国以上で公開され、ハリウッド・リメイクされることも決まるなど、大きな話題と注目を集めた。二つの顔を持つ主人公を愉快に好演するのは、「ナチスが最も恐れた男」のA・ヘニー。
ハリウッド・リメイクが決まっているというが、それも納得の映画。ストーリーがよく出来ていて、先を読ませない展開になっている。主人公が災難を招くことになった設定もうまく考えられている。上の宣伝文句の通り、「スリルとユーモア満点」。ノルウェーで大ヒットしたのもわかるし、わかりやすいストーリーのうえ、どこの国にも置き換えられる。面白い脚本を探しているハリウッドが目をつけるのは当然だなあ。
主人公役のアクセル・ヘニーは北欧系にはめずらしく背が低く小柄。どこか情けなく、頼りなげな感じもする。それがまたストーリーの中に上手に生かされているのだが、このキャラクターを活かすようなキャスティングをハリウッドがどうするのか、楽しみ。昔だと、ダスティン・ホフマンだろうか。この設定を下手に変えると、つまらなくなるだろうなあ。ヒロインのシヌーヴ・マコディ・ルンドは長身の知的な美人だが、IMBbを見ていたら、ドキュメンタリー映画の監督もしている。本当にインテリなのかも。
★ IMDbの「シヌーヴ・マコディ・ルンド」紹介ページ => http://www.imdb.com/name/nm4033934/?ref_=tt_cl_t2