全豪オープン2回戦、錦織も苦しみがらの逆転勝ち

テニスの四大大会、全豪オープン男子シングルスの2回戦で、錦織圭選手がクロアチアのイバン・ドディッグ選手にセットカウント3対1で逆転勝ちし、5年連続で3回戦に勝ち進みました。四大大会初優勝を目指す世界ランキング5位、錦織選手の2回戦は、ダブルスを得意とする世界86位、ドディッグ選手との顔合わせになりました。

 昨日はシャラポワナダルといった世界ランキング上位の選手が、下位の選手に思わぬ苦戦を強いられていたが、錦織も...。上位になると、相手は戦い方を研究してくるし、失うものもないから最初からフルスロットルで、リスクをとった攻撃を仕掛けてくる。上位ランキングとなると、よりハードな試合を強いられるようになるんだなあ。1回戦同様、錦織はなかなか自分のテニスをさせてもらえず、集中力に欠けるようなところもあったが、それでも勝負どころではポイントをとって、終わってみれば、3−1とフルセットに持ち込もれずに済んだ。このあたりがランキング5位の強さの証なのかもしれないなあ。上位の選手は序盤戦のファーストウィーク(第1週)を乗りきれるかどうかが最初の勝負らしいが、それを体感しているんだろうなあ。

Time Asia [US] January 19 2015 (単号)

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