コンパクト・デジタルカメラを買ってみたけど...

　突然、デジカメを買いたくなってしまった。それもコンパクト・デジタルカメラ。いわゆるコンデジ。一眼レフはミラーレスにしても重い。スマホのデジカメでいいんじゃないかという気もしつつ、もうちょっと性能のいいものが欲しい。最初は以前使っていたリコーのＧＲ最新タイプにしようかと思ったが、ちと高い。万が一、買ってはみたものの、あまり使わないというと、後悔するようなあ、と思って、結局、こちらにしてみた。

Nikon デジタルカメラ P340 開放F値1.8 1200万画素 ブラック P340BK

　ニコン（Nikon）のCoolpix P340。早速、小旅行に持って出た。コンパクトで軽いし、画像は鮮明だし、望遠も広角も撮れるし、気に入っている。で、いいんだけども、実際、小旅行に持って行ってみると、結局のところ、私のようなカメラや写真が趣味でない人間はそれほど使わないかなあ、と...。このカメラが悪いというのではなくて、スマホのカメラでいいかなと。スマホのカメラも結構、使えるということもあるが、それ以上のメリットはSNSやメールとの連動。最近のデジカメに多いWifiを使ったスマホとの連携機能は、このCoolpixにも付いているのだが、面倒といえば面倒。撮った写真はメールで送ったり、一緒に旅をした人たちとSNSで共有したりすることが中心なので、スマホのカメラで撮ったほうが処理が簡単。
　プリントアウトして保存したい人とか、画像にこだわる人だとデジカメがいいのだろうが、ＰＣ、スマホ、タブレットというデジタル世界の中で写真を見ている分にはスマホで十分だなあ、というのが小旅行で使った感想。加えて、ポケットに入るところが持ち歩きに便利。デジカメも入るといえば入るけど、P340の場合はそれなりにかさばる。いま使っているスマホは「Nexus 5」で、iPhoneのほうが画像がいいかな、と思う時もあるが、まあ許容範囲。大旅行以外の写真はスマホでいいな、と思った次第。写真をあとでどう見るのかというところから逆算すると、スマホのほうが便利だった。そんなこんなで、今回の小旅行のカメラ、P340に始まり、Nexus5に終わる形になってしまった。
　しかし、スマホって今やスイス・アーミーナイフみたいなデジタル万能ツールだな、と再認識した。旅行中はスマホで地図を調べたり、飲食店を探したり、Kindle本も読んだりしていたし...。

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