男子テニスツアーのメンフィス・オープン(アメリカ/メンフィス、ハード、賞金総額659,070ドル、優勝賞金106,565ドル)は15日、シングルス決勝が行われ、自身初の大会3連覇を狙う第1シードの錦織圭(日本)が第2シードのK・アンダーソン(南アフリカ)を6-4, 6-4のストレートで下し、自身初・大会史上初の3連覇を成し遂げた。
3連覇というのは、なかなかすごい。準決勝までの試合はファースト・セットを落としたり、調子をつかめていない風だったが、決勝戦はストレート勝ち。決勝戦でもブレークされる場面があったが、スーパープレイもあって押し戻した。万全の状態ではなくても、決勝戦まで勝ち進み、トロフィーを手にしている。強くなったということだなあ。そして、エルビス・プレスリーの聖地でもあるメンフィスの大会だけに、優勝トロフィーはギターだった。ご当地トロフィーですね。この大会、ATPの優勝ポイントは250。ここからは勝ち続けないと昨年獲得したポイントを失うかもしれないという恐怖との心理戦にもな世界なのだなあ。ランキング上位を保つというのは大変なことだな。
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