全豪オープン男子決勝、フェデラーがナダルとの激戦を制し優勝。グランドスラム18勝目
テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は29日、男子シングルス決勝戦が行われ、第17シードのR・フェデラー(スイス)が第9シードのR・ナダル(スペイン)との死闘を6-4, 3-6, 6-1, 3-6, 6-3のフルセットで制し、7年ぶり5度目の優勝を果たした。四大大会では2012年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)以来 約5年ぶり、さらに歴代最多優勝数を更新する18勝目をあげた。
今年の全豪オープンテニス、昨日のセリーナ、ビーナスのウィリアムズ姉妹対決となった女子決勝に続き、男子の決勝はロジャー・フェデラー対ラファエル・ナダル。うーん、ゼロ年代のような対戦。フェデラー、ナダルともに準決勝はフルセットだったし、もう披露でボロボロで散漫な試合に成るかと思ったら、そんなことはなかった。スーパーショットが飛び交う激戦。フルセットの戦いの末、勝者はフェデラー。泣いていた。ふたりとも最近はケガに泣いており、既にマレー&ジョコビッチ時代になったかと思ったら、そんなことはなかった。優勝セレモニーで並んでいる二人の姿は感動的だった。昨年の全仏優勝で生涯グランドスラムを達成して以来、燃え尽きてしまったかのようなジョコビッチも今日の試合を見て、再び闘志に火がついていないだろうか。で、全仏オープンはクレイキングと言われたナダル、ウィンブルドンは芝の帝王、フェデラーが主役に成るのだろうか。しかし、フェデラーはすごい。正真正銘のレジェンドだなあ。
- 作者: マークホジキンソン,鈴木佑依子
- 出版社/メーカー: 東洋館出版社
- 発売日: 2016/11/03
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