ネットの時代、雑誌の世界は厳しいのだな。こんな、お知らせが...
雑誌「考える人」(新潮社刊)は、4月4日発売の2017年春号(第60号)をもって休刊することとなりました。2002年に創刊し、plain living & high thinking(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)を編集理念に掲げユニークな生活文化総合誌として発行してまいりましたが、雑誌市場が加速度的に縮小する中、季刊雑誌として維持することが困難となり、創刊から15年の実績をもって一定の役割を終えた、ということにより休刊が決まりました。
好きな雑誌だったんだけど。誌面をリニューアルしたのは、昨年の春だったと思うけど、最後の挑戦も報われなかったのか。季刊だと、やっぱり経営的には難しいのか。残念です。でも、ウェブサイトのほうは続けるらしいから、そちらに期待して...。新潮社の場合、「Foresight(フォーサイト)」も紙の雑誌は休刊したが、ウェブマガジンの形で存続し、けっこう面白い記事を提供している。「考える人」もウェブで考え続けて、楽しませてくれるかな。これからは、ウェブ版「考える人」のタイトルは「Webでも」から「Webで考える人」に変えるのだろうか。
★「Webでも考える人」 => http://kangaeruhito.jp/