浅田真央が優勝した全日本フィギュア、瞬間最高視聴率は36.9%

フィギュアスケート浅田真央(21=中京大)がSP2位から逆転で2年ぶり5度目の優勝を飾った「フィギュアスケート全日本選手権2011 女子フリー」が25日にフジテレビ系で放送され、浅田など上位陣が登場する放送後半の午後8・00?9・55で平均視聴率が26・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)に達したことが分かった。前半の後7・00-8・00では17・2%だった。瞬間最高は午後9時8分の36・9%(同)で浅田の演技が終了した後の得点が発表された後の時間だった。

 母親が亡くなった後の大会で、感動の優勝シーンだったが、やはり見ている人が多かったんだ。でも、「家政婦のミタ」を見ていた人は、もっと多かったんだ。
★「家政婦のミタ」今世紀ドラマ初の視聴率40%:スポーツ報知 => http://bit.ly/s3HBQG

浅田真央カレンダー付フォトフレーム [2012年 カレンダー]

浅田真央カレンダー付フォトフレーム [2012年 カレンダー]

アイルトン・セナ 音速の彼方へ

 1994年のサンマリノ・グランプリで散ったブラジル人F1レーサー、アイルトン・セナのドキュメンタリー。副題に「F1ビジネスに殺された男」と入れたくなるような内容だった。貴公子というイメージだったのだが、F1本場の欧州から見れば、ブラジルという世界の辺境から出てきて、フランスを中心とする主流派から差別され、苦悩した人物といった感じ。アラン・プロストがメチャクチャ悪い奴に見える(というか、そういうふうに描かれている)。F1の会長と結託した政治家といった風。
F1 LEGENDS「F1 Grand Prix 1989」〈3枚組〉 [DVD] 巨額の資金が動くショービジネスでもあるF1レースで、巨額の資金が投資されるハイテク・マシンで勝負するということは、レーサー個人の能力を超え、政治的な力が働くようになる。最初は純真だったセナが次第に疲れていく様が表情に出てくる。レースだけでなくて、その前の主催者とレーサーのドライバーズ・ミーティングの風景も出てくるのだが、ここに出てくるフランス人のFIA会長は横柄極まりなく、レーサーをバカにしている。で、同国人のプロストとは仲がいい。1989年のF1チャンピオンは、この二人に奪われたという感じ。
F1ビジネス―もう一つの自動車戦争 (角川oneテーマ21) サンマリノの事故も伏線として電子制御を禁じたFIAのレギュレーションの変更があり、政治が影をさす。このレースの前のセナは苦悩に満ちている。車が不安定で、完成度がきわめて低く、危険であることがわかっているのに、多くのスポンサーや投資家がいるF1ビジネスのために逃げることはできなかったという感じ。まさにF1ビジネスに身も心も殺されたという印象を持つ。既にF1チャンピオンを3度も制しながら、過去に思い出の残るレースを聞かれて、カート時代をあげ、カネも絡まず、政治もないピュアなレースだったというのが哀しい。
 映像は世界各国の記録が利用されているのだが、F1中継華やかなりし頃のフジテレビの映像が使われていた。セナの死を告げる中継もフジのものだった。日本でも愛されていたから。ただ、ホンダに関する言及はまるでなかった。ホンダがF1を撤退してから、セナの不幸が始まったような印象だったのだが、セナの不幸はその前からあったのだなあ。一方、最後の字幕で紹介されるのは、セナの財団の管財人がアラン・プロストであること。政治家だなあ。

工業デザイナーのパイオニア、柳宗理氏が死去

日本の工業デザイナーの草分けで文化功労者柳宗理(やなぎ・そうり、本名宗理=むねみち)氏が25日午前8時10分、肺炎のため東京都内の病院で死去した。96歳だった。東京都出身。(略)民芸運動創始者柳宗悦の長男として生まれた。

 こう言っては失礼だが、柳宗理氏、まだ生きていたのだ。工業デザインの世界では、既にレジェンドで、過ぎ去った人なのかと思っていた。で、柳宗悦の子息だったのか。いつも、柳宗理柳宗悦がこんがらがっていた。ともあれ、合掌。
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柳宗理 デザイン

柳宗理 デザイン