ノーベル経済学賞も、早川書房キタ〜

 今年のノーベル経済学賞は、この人...

スウェーデン王立科学アカデミーは9日、2017年のノーベル経済学賞を米シカゴ大のリチャード・セイラー教授(72)に授与すると発表した。心理学を経済学に応用した「行動経済学」への貢献が評価された。

 行動経済学の先駆者。たまたま昨日読み終わったマイケル・ルイスの新作にも登場していた。

かくて行動経済学は生まれり

かくて行動経済学は生まれり

 本の主人公は、行動経済学の父とも言えるイスラエルの心理学者、ダニエル・カーネマンとエイモス・トヴェルスキーだが、リチャード・セイラーは経済学者で、ふたりの理論を経済学に活用した行動経済学のパイオニアとして詳しく紹介されている。ルイスの本は、ダニエル・カーネマンノーベル賞を受賞したところで終わるのだが、セイヤーも受賞したのだ。ルイスの本、ベスト・タイミングの出版だったのかも。
 で、それはそれとして...。
 今年のノーベル文学賞は、カズオ・イシグロ。その著書は..
日の名残り (ハヤカワepi文庫)

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わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)

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 邦訳はいずれも早川書房。テレビでも受賞が決まってから書店の注文が殺到して、うれしい悲鳴の様子がレポートされていた。そして、ノーベル経済学賞リチャード・セイラー。その著書は...
行動経済学の逆襲

行動経済学の逆襲

 こちらも早川書房Amazonでは品切れになっていた。今年の早川書房ノーベル賞の連打だなあ。ミステリーとSFだけではないのだ。ただ、セイラー教授のほうは、早川書房の独占じゃない様子。例えば、ダイヤモンドも
セイラー教授の行動経済学入門

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市場と感情の経済学―「勝者の呪い」はなぜ起こるのか

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 共著では、日経BP
実践 行動経済学

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 行動経済学、旬だからなあ。書店にコーナーでもできそう。しかし、それにしても、今年のノーベル賞早川書房、持っているなあ。早川書房、キタ〜という感じだなあ。