マンU・香川、今季2ゴール目、Goal.com評価も3.5だったが、2−3でトットナムに敗北

サッカーのイングランド・プレミアリーグは29日、各地で試合を行い、香川真司マンチェスター・ユナイテッドマンU)はトットナムに2─3で敗れ、今季2敗目を喫した。

 マンチェスター・ユナイテッドのエンジンがかからない。前半はトットナムが優勢で0−2。トットナムの速攻をマンUのディフェンスが防ぎ切れない。後半はルーニーが投入され、一転、マンUが攻勢。ナニのゴールで1点差に追いつくが、すぐにトットナムの追加点を許し、1−3。ここで香川が価値あるゴール。今季2発目のゴールで、再び1点差に迫るのだが、ここからの1点が遠い。惜しい場面が何度かありながら、ルーニーフリーキックがポールに阻まれたり、追いつけそうで追いつけない。香川は79分で、ウェルベックと交代。観客からは拍手が送られていた。結局、敗北。もう一つ何かが足りないのだな。この日はファン・ペルシが不調だった。
 そんなこんなで、Goal.comの選手レイティングを見ると、5点満点で、香川は3.5。途中出場のルーニーも、3.5。ファン・ペルシは2.0、ギグズは1.5でワースト選手。ともあれ、トットナム攻撃陣の華麗さが際立った試合だった。
★香川ゴールも、ホームでトッテナムに屈す(選手評価も)- Goal.com => http://bit.ly/VcpmrW
マンチェスター・ユナイテッド公式サイト(日本語) => http://www.manutd.jp/

香川真司 カレンダー2013年 CL-491

香川真司 カレンダー2013年 CL-491

野田首相、第3次改造内閣に田中真紀子氏を起用? 第1次小泉内閣のようにならない?

野田佳彦首相(民主党代表)は29日、岡田克也副総理と藤村修官房長官を留任させる方針を固めた。玄葉光一郎外相も留任させる方向。また、田中真紀子元外相を閣僚に起用する検討に入った。首相は1日に内閣改造を行い、皇居での認証式を経て同日中に野田第3次改造内閣を発足させる。

 ホントだろうか。野田首相田中真紀子氏を第3次改造内閣の閣僚に起用する? この記事では、対中関係の改善を目指して、というけど、中国が太子党(有力党幹部の子弟)の習近平主席に替わるならば、日本も “太子党” で、というノリなのだろうか。しかし、この記事を読んで、すぐに頭に浮かぶのは、第1次小泉内閣の悪夢...。外務省はパニックじゃないだろうか。あのときの外務省の混乱ぶりは、外交政策をめぐる政治主導対官僚主導などという高次元の話ではなく、大臣の感情や気分に官僚が振り回されて大混乱みたいな話だった記憶があるのだけど、官僚と戦った大臣みたいな形で覚えいている人が多いということなんだろうか。
八甲田山死の彷徨 (新潮文庫) 八甲田山 特別愛蔵版 [DVD] 閣僚にするとして、どういう位置づけで入れるのだろう。この記事だと、玄葉外相留任の方向というが、対中関係改善に含みをもたせた起用となれば、二元外交になってしまう恐れがある。玄葉外相48歳、田中真紀子氏68歳。玄葉外相は子どもみたいなもんだから、頭ごなしにやりかねないし、外務省は双頭の鷲になってしまうのだろうか。もし、この記事が本当だとすると、何だか「八甲田山」みたいな話になってくるなあ。ただでさえ、神経の細そうな外務省の人たちはまたノイローゼになってしまうのだろうか。
 2002年1月の外相解任から10年余り、歳月は人を変えるものだろうか。過ちから学んで器が大きくなるのか、それとも、怨念が残っているだけなのか。しかし、自民党の安倍総裁といい、今年はカムバックの年なのかなあ。最近は映画を見れば、昔の名作・ヒット作のリメイクや続編流行り、テレビにしても、番組の中心にルのは、既に名を成した芸人さんたちばかりだが、政治の世界も、昔の名前を重視したリメイクものが今年の流行といえるのだろうか。まあ、日本だけではなくて、中国の太子党なんかも歌舞伎化というか、リメイク集団ともいえるわけだけど...。
 で、外相解任のあった年、上杉隆氏や立花隆氏が田中真紀子氏を研究していました。

田中真紀子の正体

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「田中真紀子」研究

「田中真紀子」研究

 解任前には、田中真紀子氏ファンの本が出ていました。
田中真紀子さんファンブック

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 毀誉褒貶の激しい人だけに、いろいろと本が出ています。
★アマゾンで検索すると => amazon:田中真紀子
楽天で検索すると => rakuten:田中真紀子

1900年

1900年 Blu-ray (2枚組)

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 上映時間319分というベルナルト・ベルトリッチ監督の大河映画。1900年生まれの地主と小作人の男の物語。イタリアの現代史を辿る物語ともいえる。あまりの長時間にところどころ早回しという禁断の手で見てしまった。いかんなあ。しかし、5時間を超える物語はいかにも長い。それが時の流れを感じさせることにもなるのだろうが。
 この映画、ロバート・デ・ニーロが出ていたのは知っていたのだが、見るまで、相手役の小作人の息子を演じていたのがジェラール・ドパルデューとは知らなかった。さらに、農園管理人にして残忍なファシストを演じていたのが、ドナルド・サザーランドだったのにまた、びっくり。ベルトリッチの映画なので、イタリア映画という印象が強かったのだが、フランス人や米国人も出る国際映画だったのだ。大御所のバート・ランカスターも出てくる。
 女優陣では、ステファニア・サンドレッリが前半のヒロインで、後半はドミニク・サンダが中心。ステファニア・サンドレッリは好きなタイプの女優さん。この映画では社会主義者の闘士。こういう強い女を演じる人でもあるのだな。ベルトリッチ作品で言うと、「1900年」(1976年製作)の前につくられた「暗殺の森」(1970年)も見てみたい映画のひとつなのだが、これにもステファニア・サンドレッリドミニク・サンダが出てくる。二人はこの頃、ベルトリッチお気に入りの女優さんだったのだなあ。
暗殺の森 Blu-ray

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