堤義明前会長を東京地検特捜部が事情聴取

西武鉄道株のグループ企業による虚偽記載問題で、東京地検特捜部は22日、中核企業コクドの堤義明前会長から事情聴取した。堤前会長について特捜部は証券取引法違反(虚偽記載)の疑いで立件する方針を固めており、立件に先立ち任意の聴取で虚偽記載に至った経緯や違法性の認識を問い質したとみられる。併せて、昨年10月の問題公表前に西武鉄道株を取引先へ大量売却した経緯についても説明を求めた模様だ。堤前会長は虚偽記載の事実を認めた模様だ。

 ついに捜査の手が西武鉄道グループの帝王にも。時代の変わり目なのかなあ。ここまで来てしまったのだなあ、時代も。