プリンスホテル、横浜も京都宝ヶ池も売却かあ

西武グループの経営改革委員会(委員長・諸井虔太平洋セメント相談役)が検討している事業再編案が18日、明らかになった。全国約160のレジャー施設のうち赤字46施設の売却、撤退を検討。横浜をはじめとする5つのプリンスホテルを含め総額2000億円程度の資産を今後3年以内をめどに売却するなどして、借入金返済により財務健全化を進める。

 買収攻勢に遭う会社もあれば、資産を切り売りせざるを得なくなる会社もある。米国みたいな風景になってきたなあ。しかし、あの無尽蔵の土地成金と思われていた西武グループがこんなになるなんて、本当に「土地本位経営」「含み資産経営」が終焉を告げたのだなあ。