新聞書評欄でみた、気になる本

 朝日で気になったのは

日露戦争史 - 20世紀最初の大国間戦争 (中公新書)

日露戦争史 - 20世紀最初の大国間戦争 (中公新書)

 外交戦略の歴史でもあるらしい。政治と軍事の連携が日露戦争の時はできていたというが、考えてみれば、このころはまだ明治維新の人々の時代だから、政府、郡部といっても、藩の違いのほうが大きくて、同じような教育を受け、同じように育った人間が維新後に“職場”が分かれただけで、同じ価値観の人間が双方にいたんだなあ。結局、あの政軍連携は人間関係だったのだろうか。
 日経で気になったのは、
澁澤龍彦との日々

澁澤龍彦との日々

 澁澤龍彦の素顔が描かれているらしい。静かな普通の人だったらしい。
 もう1冊あって
劉邦

劉邦

 司馬遼太郎の「項羽と劉邦」という大ベストセラーがあって、読んだけど、こちらは、中国史学者による大著。
 この3冊、読んでみようか。