SAW/ソウ
- 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
- 発売日: 2005/03/11
- メディア: DVD
- 購入: 1人 クリック: 61回
- この商品を含むブログ (725件) を見る
この映画、独創的というよりも、いくつかの映画のミックスという感じがする。基調に流れる雰囲気は、「ユージュアル・サスペクツ」。ラストに、それまでの伏線となる台詞を重ね合わせていくところなど、何かに似たムードだと思って、考えたら、「ユージュアル」だった。このほかも、微妙に「セブン」風であったり、「セル」風であったり、「夕暮れにベルが鳴る」風だったり、足かせを抜けるところも手錠で似たような行動を取る映画かテレビドラマがあった記憶がある。一種のオマージュの映画なんだろうか。「SAW」の監督、脚本家は映画が好きなんだろうなあ。だけど、ちと血が多すぎる。
で、最後に本当に印象だけど、シン刑事役のKen Leungは、どこか「無意味良品」の政に似ていた。それと、もっと予算があったら、主演のケイリー・エルウェズの役は、ティム・ロビンスあたりにしたかったのかな、と思ってしまった。いや、本当に印象ですが。