バリ島で、またテロ。日本人観光客も犠牲に

インドネシアの観光地バリ島で1日起きた同時爆弾テロで、ジャカルタ日本大使館は2日未明、日本人観光客の男性の死亡を確認した。青森県黒石市の八戸大職員、川崎昭雄さん(51)とみられる。このほか、日本人4人が負傷したという。病院によると、死者は日本人とオーストラリア人を含む少なくとも24人で、負傷者は120人以上。米CNNは少なくとも26人が死亡したと報じた。

 朝、成田空港まで見送りに行ってきたんだけど、出発ロビーはものすごい混雑だった。夕方、帰宅して、テレビ・ニュースを見ていたら、この事件のことを知っても、予定通り、バリ島旅行に出かける人もいたし、テロもひとつの風景になってきたんだろうか。しかし、原理主義者のテロでは、観光客が集まる地帯が狙われることが多いなあ。エジプトでもそうだったし。欧米化された“堕落”した世界の象徴と見られているのだろうか。それとも、単純に世界への“アピール”という点から最も“効果的”だからか。いずれにせよ、これでまたバリ島へ行く人は減ってしまうのだろうか。この前のテロの後、バリ島観光産業は大変で、救済のために、日本でバリ島旅行を企画して、呼びかけていた人たちがいたなあ。