ドリームワークス、パラマウントの傘下に

バイアコム傘下の映画会社パラマウント・ピクチャーズは11日、著名映画監督のスティーブン・スピルバーグ氏らが経営するドリームワークスSKGを16億ドル(約1900億円)で買収すると発表した。パラマウントではヒット作が不足しており、買収で人材を囲い込む。ドリームワークスは1994年に総合娯楽企業を目指して旗揚げしたが、インターネットの普及などの環境変化を踏まえ、資金力のある大手メディアグループ入りすることになった。

 映画の世界もインターネットの荒波に襲われているのだなあ。デジタル対応のために、資本力、技術力が必要とされているのか。パラマウントもこのところ、泣かず飛ばずという感じだから、双方にメリットがあるということか。メディアは合従連衡の時代なのだ。