センター入試のICプレーヤーはメモリースティック

21日午後行われた2006年度大学入試センター試験の英語のリスニングテストで、東京、山形や京都など20都府県の試験会場で、ICプレーヤーの故障などが発生し、再試験が行われた。

 初のICプレーヤー試験は大変だったのだなあ。受験した知り合いの子に、見せてもらったら、このICプレーヤーメモリーカードを差し込んで使う再生専用機。で、そのメモリーは、メモリースティックだった。プレイステーション・ポータブルだけではなくて、こんなところでも使われていたのだ。で、なぜ、このICプレーヤーを実見できたかというと、これがなぜか持ち帰り自由だったという。試験問題の注意事項に曰く…

 試験終了後、問題冊子を持ち帰りなさい。
 また、希望する者は、ICプレーヤー、イヤホン及び音声メモリーを持ち帰っても構いません。

 ICプレーヤーは、本体、イヤホン、メモリーの3つの部分で構成されているのだが、さすがに試験問題を作る人たちだと、記述が正確だなあ。しかし使い捨てかあ。豪勢だなあ。もう一度、機械を集めるよりも捨ててしまった方がコストが安いと言うことだろうか(お役所仕事だと、「集める」と決めたら、配った数だけ1台残らず回収されたか、確認しなくてはいけないとか、正確さを要求されるのかもしれない。その事務作業を考えたら、確かにぞっとする。たぶん今日中に帰れないなあ)。でも、だとしたら、なぜ、メモリースティックみたいなメモリーカードを使うのだろう。わからん。問題が漏れるのが怖いから、本体とメモリーバラバラにしておくのだろうか? でもセットするのは大変だろうし、取り外しできる小さなメモリーのほうが盗むのは簡単で、かえって危なそうな気もするし…。わからん。