豊和銀行、久々の公的資金注入、

大分県第二地方銀行である豊和銀行は28日、金融庁に金融機能強化法に基づく公的資金の注入を申請すると発表した。不良債権の処理に伴い、2006年3月期の自己資本比率が2.2%と最低水準4%を大幅に割り込んだが、九州の大手地銀、西日本シティ銀行からの30億円の出資を柱とした提携で経営再建のめどが立ったため。実現すれば、昨年4月にペイオフ全面解禁で預金の全額保護をとりやめてから初の公的資金注入となる。

 経済は順調だし、株式相場は良いし、金融機関は安定しているかと思ったら、まだ問題銀行があるんだな。地方だと、まだ不良債権を処理しきれずにいるところがあるんだろうか。