マックを見ても、デフレ時代は終わった?

日本マクドナルドは28日、セットやハンバーガー単品などメニュー55種類のうち32種類を5月13日から値上げすると発表した。同社は昨年4月にセットメニューを545??577円から500円に切り替えるなどの低価格戦略を強化したが、業績が悪化。昨年7月の値上げに続き、1年で2回目の値上げとなる。
 値上げ幅は10??50円で、落ち込んだ客単価を引き上げる目的。だが、集客効果があるハンバーガー(80円)やマックチキンなど7種類の「100円マック」の価格は据え置く。

 昔、ビッグマックを指数に各国の購買力平価にしようと言うのがあったが、マックを消費者物価の代表指数と見ると、今回の日本マクドナルドの動きは、日本経済のデフレ経済脱却を告げるものなのだろうか。ちょっとオーバーか。でも、100円マックは残るか。このあたり、全商品値上げは怖くて、リスクヘッジなのかな。