東京、韓国、インドなど株式相場は総崩れ

13日の東京株式市場で日経平均株価は急落。大引けは前日比614円41銭(4.14%)安の1万4218円60銭と6月8日の安値を下回り、昨年11月16日以来の安値水準となった。下落幅は今年最大で、米同時テロ直後の2001年9月12日の682円85銭安以来の大幅な調整だった。米経済の先行き不透明感や下げ止まり感が出ない株式相場を警戒し機関投資家個人投資家の見切り売りが出た。後場終盤には株価指数先物に大口の売り注文が相次ぎ、主力株を中心に株式相場の下げを加速した。東証株価指数(TOPIX)も大幅安で3営業日ぶりに年初来安値を更新した。下げ幅は1月18日の56.94ポイント安に次ぐ、今年2番目。

 韓国、シンガポール、インドの各株式相場は年初来安値を更新したらしいし、アジア株は総崩れ。東京株式相場も大幅安。世界中のカネの流れがどこかで変調を来しているのだろうか。ちょっと危うい雰囲気。