早実・斎藤は大学進学。「早大・斎藤」に?

進路が注目された東京・早稲田実のエース、斎藤佑樹(3年)の決断の一球は「大学進学」だった。11日、東京都国分寺市の同校で開かれた記者会見。斎藤はマウンド上と同様に終始落ち着いた応答ぶりで「まだまだ野球選手としても、人間としても未熟」と現時点でプロ球界に飛び込むのは時期尚早であることを強調した。初志を貫き、大学球界でレベルアップを目指す。同校卒業生の90%以上が系列の早大に進んでおり、来春には「早大・斎藤」が誕生しそうだ。

 早実のエースは早大のエースになるのか。早慶戦が一気に燃え上がるだろうか。