荒木経惟「東京人生」

東京人生SINCE1962

東京人生SINCE1962

 荒木経惟電通時代、1962年から現在に至るまでの東京を舞台にした写真集。荒木経惟の集大成であると同時に、東京に生きる人々の愛と生の記録。優しくて、懐かしい。ちょっと泣ける写真集。アラーキーというと、「噂の真相」の写真やら、ヘアー写真やら生々しい写真を撮る人という印象があったのだが、見方が皮相だった。でも、60年代、70年代の東京は、いま見ると、田舎だったなあ。こんなだったのか。本当に日本は疾走してきたんだ。で、同名の「東京人生」という写真展を江戸東京博物館でやっているらしい。見に行くかなあ。
 http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/about/josetsu/dai2/2006/1017/1017.html
 このサイトでは、展示されている写真をみることができる。