米国に「イラク研究グループ」

ブッシュ米大統領は、イラク戦争が争点となった中間選挙での自党、共和党の敗北を受けて、13日、ベーカー元国務長官が共同座長を務める超党派の「イラク研究グループ」(ISG)と会談、イラク政策の見直し作業に乗り出した。年内にも出されるISGの報告書は、ブッシュ政権の中東政策全体の修正を迫るとの見方もあり、大統領がどこまで受け入れるかが焦点となる。

 マクナマラ国防長官がつくったベトナム秘密報告書グループを思わせるけど、これは表の組織。もっとオープンに検討するんだな。しかも、大物のベーカー元国務長官まで登場するのは、ブッシュ・パパが息子の不始末の処理に友達を集めたのだろうか。ともあれ、中間選挙共和党敗北を受けて、ブッシュ政権も動き出したわけね。