テレビも広告が厳しくなってきた?

民放キー局5社の2006年9月中間決算が出そろった。番組間に流すスポット広告の落ち込みが響いて、TBSを除く4社で営業利益が減少した。日本企業の業績回復は続いているものの、広告出稿は厳しい状況が続いている。各社とも映画や通信販売など収益源の多様化を進めているが、広告収入の落ち込みを補えなかった。

 インターネットの影響は紙の世界からテレビにまで及び始めたのだろうか。直接的には、サラ金の広告自粛かもしれないけど、景気は良くなっても、広告は伸びないという構造問題にテレビも直面し始めたのかも。米国の状況に似てくるのだろうか。