ヒラリー・クリントンが出馬表明、出足は好調?

民主党ヒラリー・クリントン上院議員(59)は20日、2008年大統領選の準備を進める検討委員会の設置をホームページで発表し、事実上の出馬を表明した。ビデオメッセージでヒラリー議員は「ホワイトハウスへの選挙戦で私たちは歴史をつくっていく」と強調した。同時に「新しい大統領だけがブッシュ大統領の失敗を元に戻し、希望を取り戻せる」とブッシュ政権を強く批判した。

 ついに、ヒラリー・クリントンが出馬表明。女性初の大統領はもちろんのこと、夫婦で大統領ということにもなるのかどうか。ブッシュの保守性に対する反動も出るのだろうか。米国は超・格差社会で、その格差の波はホワイトカラー、知識労働者も呑み込もうとしているからら、リベラルに振れることはあるだろうか。で、最新の調査では・・・

21日付の米紙ワシントン・ポストは、次期米大統領選に関する世論調査で、民主党の候補として最も支持を集めたのはヒラリー・クリントン上院議員で、共和党でトップのジュリアーニニューヨーク市長との戦いになれば、49%対47%でほぼ互角の情勢と報じた。

 てな具合で、ジュリアーノとも互角の戦い。これはすごいことになりそうな。民主党は、ヒラリーとアフリカ系のオバマ上院議員が組むと、ドリーム・チームになるのだろうか。でも、白人原理主義者・男性至上主義者にとっては、このコンビは許せないだろうな。