BRICsインフレの時代が来る?

コーヒー販売大手のUCC上島珈琲(神戸市)は30日、7月からコーヒー豆の価格を値上げすると発表した。直営店で量り売りする豆を100グラムあたり約30円値上げするほか、スーパーなどで売られる家庭用コーヒーの店頭価格も1割程度上がる見込み。直営喫茶店ブレンドコーヒーも1杯420円が450円になる予定。BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)など新興国を中心にコーヒーの消費量が伸び、豆の価格の高騰が続いているため。

 BRICsで需要が拡大すれば、当然、需要と供給の関係から価格は上昇するのだろうな。で、生活水準が上がれば、嗜好品に対する需要も拡大する。まあ、一部の先進国が独り占めをした時代が終わってくるということなのだろうな。